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全国のファンのみなさま、申し訳ない−。阪神・南信男球団社長(54)が15日、西宮市内の球団事務所で「フロントも襟を正さないといけない」と全国の虎党にザンゲした。チームは5連敗で借金を「9」、5位に低迷。年間約300万人を動員する人気に「応える義務がある」と強い口調で選手たちにもゲキを飛ばした。
南球団社長が心の中で頭を下げた。全国の虎党へ向けて…。年間約300万人を動員する虎人気にもかかわらず、低迷にあえぐ現状をザンゲした。
「フロントも襟を正さないといけない。私を筆頭にしてね。もっと危機感、緊張感を持っていかないといけない。『何とかなる』ではイカン」
球団フロントのトップとしての自己批判。昨年、最大13差を覆される歴史的V逸を味わった。その屈辱を晴らすべく、全力を尽くしたか。オフの補強は新外国人のメンチに、ロッテから久保を交換トレードで、台湾からテストで右腕のジェンを獲得したが…。チームの世代交代や、貧打打開という抜本的な改革はおざなりのまま。5月に急きょブラゼルを獲ったが、見込みが甘すぎた。
自らの反省とともに、選手達にも猛省を促した。「ちょっと情けない。凡ミス、集中力、気力に欠けるプレーが(多い)ね。気合を入れ直して、当たり前のことをしっかりやっていかないと」。
覇気が感じられないミスを厳しく指摘した。38失策と開幕から2カ月半で早くも昨年(62失策)の半分を超えた。怒りを込めて苦言を呈した。
日本プロ野球選手会の調査で選手の年俸総額は35億3410万円。高額な外国人選手を除くとはいえ、14年連続首位だった巨人を抜いて阪神が12球団トップに立った。「それなりの仕事をきっちりしてほしい」と語ったこともある。経営者として、開幕から成績面での“赤字”の続く状況は頭痛の種だ。
「給料うんぬんではなく、ホーム、ロードを問わずに大勢のお客さんに来てもらっている。それに応えるのが、選手の義務。そのことを認識して戦ってほしい」
自戒の念も込めて猛烈ゲキで締めくくった。このまま成績不振が続けば、いずれは観客動員にも直結し、2006年に発足した阪急阪神ホールディングス内で球団の立場を危うくする。そうなればザンゲしただけではすまなくなる
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