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アーヴィング著「アルハンブラ物語」を読みました。出版年が1997年なのに、実はこれは明治からさかのぼること約30年前にイギリスの旅行家によって書かれたものでした。カメラはまだ無いので緻密に描かれたイラストでも挿入されてます。今では整備されて観光地化されているアルハンブラ宮殿は、そのころは廃墟だったようで、その廃墟に住みながら古書を紐解き、庶民に伝承された伝説を集めたものです。宮殿の部屋、塔、庭、地下室などにまつわる物語、宮殿の主となった王や王女の物語、名曲「アルハンブラ宮殿の思い出」が生まれたモーロ族最後の王が宮殿から去り行く情景等々。観光でアルハンブラ宮殿を訪れる人は、行く前にぜひ読んでから行くことをお勧めします。旅行が一層楽しいものになると思います。
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